先週土曜の夜、母の呼ぶ声がしたので急いで向かうと母が床に座りこみムクを抱いて泣いている。
祖母に何かあったのかと思って慌てたがどうやら違うようだ。
「ムクちゃんが死んじゃった」
母のその言葉と抱かれているムクの姿に事態が飲み込めない。
最後に見た姿と変わらないムクが静かに抱かれている。
まだ温かい。
でも声をかけても何の反応も無い。
信じられない。
みんなに抱かれたその体はいつまでも温かく、目を開けていつもの鳴き声を発するような気がしてならない。
ただ今日は爪を立てなければ噛んでもこない。
翌日、転勤先から息子が駆けつけ家族全員でムクとお別れ。
あまりに突然。
うちに来た時も突然だったね ⇒ 「
ムクの日」
廊下にぬいぐるみを散らかし、片付けてもまた散らかす。
ダンボールの箱を見つければ壊しまくる。
隙を狙って脱走したり。
この13年間、いつも我々を振り回し続けたムク。
我々の家での行動がどれほどムクに影響されてたか・・・
この1週間、ムク対策の行動をついついとってしまい、その度にムクの存在が思い出される。
とてもさみしい。
ありがとうムク。
ママに迷惑かけちゃダメだぞ!