祖母が参加してる油絵のサークル、「グループ1」の油彩展を見にいきました。
正確に言うと「参加していた」です。
60歳から始めて今年94歳ですから34年近く続けてました。
身内の事ですが、結構上手に描くもんだと毎回感心です。
『ベランダの赤い椅子』
どうして遺伝しなかったの?(>_<)
でも、とうとうこの2月に手術をして、気力と体力が衰え、
サークルの方々からは「来てくれるだけでいいから」と温かい言葉をいただきましたが、
本人は「周りの人に迷惑をかけるから」と無期限欠席を決めました。
でも、この油彩展に是非と勧められ、今までの作品から数点を選んで仲間に入れてもらったようです。
写真と違って根気のいる作業。
どの作品も味があり、とても素人の方々の作品とは思えません。
中でもひときわ目を引いたのはドラム缶と猫の3作品。
猫好きにはたまらない!
ドラム缶の荒廃した雰囲気と世事に関係の無い猫とのコラボに心が休まります。
『缶群』
『D/M缶のある風景』
『路地裏の詩』
作者の松本公夫氏。
一つの作品に3カ月かかったのだそうです。
その集中力と表現力に脱帽です。
「芸術の秋」を先取りしちゃいました!